７月２５日（火）２６日（水）、５年生が三浦ＹＭＣＡグローバルエコヴィレッジに１泊２日のキャンプに行きました。目の前に海が広がる豊かな自然の中で仲間たちとともに過ごしたキャンプ。カレンダーを見ると、あれからもう２か月半程が経ちますが、子どもたちの心の中には楽しかった思い出が昨日のことのようにずっと息づいていることと思います。
〈キャンプ１日目〉
追浜駅から三崎口駅まで電車で移動した後、三浦ＹＭＣＡグローバルエコヴィレッジまでウォークラリー。グループごとに次々と到着する子どもたちは、夏の日差しに照らされた表情にワクワクした気持ちがあふれ出ています。
荷物を置いたら、海岸に行って磯遊びです。子どもたちのうれしそうな声が聞こえてきます。「あっ、何かいるよ。」「魚がいた！すごくちっちゃい。」「カニを捕まえたよ。見て見て。」「貝殻見つけた。すごくきれい。」魚、貝、カニ、エビ、いろいろな生き物とふれ合いました。
野外炊事でのカレー作り。野菜の皮むき、火起こし、楽しそうな姿の中に一生懸命で真剣な眼差しが光ります。火起こしがとても上手で、すごい火力の班もあります。心も薪も燃え上がっています。「うまくできた。」「おいしいね。」みんなで楽しくいただき、お腹も心もいっぱいです。ご馳走様をしたら片付けです。用具洗いやかまどの掃除。なかなかたいへんな作業ですが、みんなで協力してしっかりできました。終わった後の炊事場は、スッキリとてもきれいになりました。
キャンドルファイヤー。スタートは、火の神と火の子たちによる点火です。火の子たちの言葉には、仲間を思い、ここに共に集える喜びがあふれています。明るく灯ったキャンドルを囲んでみんなで歌って踊りました。各グループのアイデアいっぱい工夫いっぱいの出し物が最高に素晴らしくて素敵です。はじける笑顔と響き合う心で、自分たちのパフォーマンスを思いっきり発揮しています。自分たちが楽しむのと同時にみんなを楽しませようという気持ちにあふれています。その気持ちがお互いにつながり合い、輪になる子どもたちの心が一つになる素晴らしい時間になりました。
ナイトウォーク。真っ暗な道をグループごとに懐中電灯を頼りに歩きます。ちょっと怖くて、でもとっても楽しいウォーキング。ドキドキワクワクです。暗闇の向こうから突然現れたのは、お化け？！先生？！
〈キャンプ２日目〉
晴天の下、穏やかな海。シーカヤック体験教室です。ライフジャケットを着てパドルを持つ姿がとてもかっこいいです。前半チームと後半チームに分かれます。前半チームが海へ乗り出しました。力いっぱいパドルで漕ぎます。「いくぞー！」「波が来たー」「ゆれるぅー」次第に慣れてきてスピードを上げたり方向転換をしたり、シーカヤックを操る姿も素敵です。
前半グループが海に乗り出している間、後半グループは、浜辺で海水浴。「気持ちいいー！」水に浮いたり、波に乗ったり、水をかけ合ったり、みんな大はしゃぎでとっても楽しそうです。シーカヤックと海水浴。波、潮、海風、砂浜、景色、海の自然と一体となってみんなで楽しみました。
お昼のお弁当をいただいてから、２日間お世話になった三浦ＹＭＣＡグローバルエコヴィレッジとスタッフの皆様に感謝の気持ちを伝え、帰路につきました。
仲間とともにキャンプに向かって準備をしてきた時間、そしてキャンプ場での一つひとつのことが、子どもたちの楽しい思い出として、そして、これからにつながる大切な経験として、心に残っていることでしょう。
保護者の皆様におかれましては、たくさんのご準備をいただき、また、ご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。
追浜小学校長
